2020年 04月 01日
「完(終わり)」は「始まり」の始まり
「粋」に商いたい、という思いで粋商を創業し、本日で29年目に入る。
人生の半分以上の期間に「よくもここまで飽きもせず」と思う。
長い期間同じことを続けていると、その中には時々「ヒット」や「ホームラン」がある。
「ホームラン」は相違なく島地さんとの邂逅である。
「粋」を地で行く師であり、父であり、兄貴であり、友人である島地さんと
ご商売をさせて頂きながら同時に人生を学ばせて頂いたという役得、贅沢は
筆舌に尽くしがたい感謝しかない。
【2020年3月29日】
サロンドシマジのイセタンメンズ館における第1章はこの日で完結となった。
寂しい思いは皆無で晴れがましい気持ちしかない。
第2章は4月7日、島地さんの79歳の誕生日に華々しく幕を開けることになる。


【2015年1月4日】
スモークガラスの重厚な扉越しに葉巻やパイプの煙を燻らす怪しげな人々を見ながら
「無理だわぁ、こんなところに踏み込んでいくのは・・・いやいや思い切っていかなくちゃ道は開けない」
何度も逡巡したのちに足を踏み入れた。
前年(2014年)の年の瀬に、弊社ブランド「剛腕」=”Go-One”の製作を担う革職人・松下隆氏と
都内の有名店舗を順次めぐっている際に伊勢丹メンズ館8Fのサロンドシマジに辿り着き、
「我々の商品を置くべき場所はここだ」という思いを深めた。
それは一方的な思い込みであった反面、「念ずれば叶う」という根拠なき自信もあり、
満を持して年明け早々に8階まで勢いよく昇るも、立ちはだかる厚いスモークガラスを前に
急に委縮してまった自分を今でも思い出す。
コーラを飲み物の王様と崇めてきた私は、その後酒を覚えた。
弊社のプロダクトや、この際の経緯を島地さんにより2016年冬号
メンズプレシャスに4ページに渡り「お洒落極道」に取り上げて頂いたのも
「依怙贔屓」の賜物であり、一生の宝である。


【2020年3月30日】
第2章成功の祈念に今東光先生の墓参に。新生サロンドシマジのメンバーに
「運転手」兼「記念撮影係」として参加させて頂く。
世は厳しい状況にある中、不謹慎かもしれないが、期待しかない。
そしてこれはここで語るべきではないかも知れないが、才覚が欠落する多くの
政治屋の皆様方を見るにつけ「この人が総理大臣になればいいのに」と、いつも思う。
「やらねぇよ!」と言われるのは目に見えているが。










